2010年03月01日
横浜ゴム、地球環境大賞「国土交通大臣賞」受賞
【カテゴリー】:環境/安全(経営)
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは1日、第19回地球環境大賞(フジサンケイグループ主催)で「国土交通大臣賞」を受賞したと発表した。今年は同社を含む全11の企業、学校などが表彰される。授賞式は4月8日、東京の明治記念館で開催される。

横浜ゴムは1998年からエコタイヤ「DNA」シリーズを販売し、2008年度には国内乗用車用タイヤ販売本数の約7割を同シリーズで占めた。

また2006年には中期経営計画の基本方針に「トップレベルの環境貢献企業」を掲げ、創業100周年を迎える2017年までにタイヤ、ホース、接着剤など全商品を環境貢献商品にする目標を立て活動を続けている。

さらに2007年から「YOKOHAMA千年の杜」と名付けた植樹活動を開始し、10年をかけて国内外の全生産拠点に約50万本の植樹を行い、森の創生に取り組んできた。こうした活動全般が評価された。

地球環境大賞は「産業の発展と地球環境との共生」をめざして1992年、フジサンケイグループにより発足。財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)が特別協力している。持続可能な循環型社会の実現に寄与する製品・商品・サービス・技術などの開発、環境保全活動・事業の推進などで顕著な成果を上げた企業や団体を毎年表彰している。