2010年03月02日
三菱樹脂、滋賀に世界最大の光学用PETフィルム生産拠点が完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱樹脂
増設竣工した山東工場

三菱樹脂は2日、山東工場(滋賀県米原市、西川裕工場長)に総工費130億円をかけて建設していた、光学用ポリエステル(PET)フィルム「ダイアホイル」年産15,000トンの増設設備が完成し竣工式を行った。既存設備と合わせて年産能力80,000トンと、光学用フィルムとしては世界最大規模となった。

同フィルムは、このところ液晶テレビやノート型パソコンなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)向けに需要が増大している。液晶テレビの場合は販売台数の増加だけでなく、画面の大型化も進んでいる。このため同工場では計画を約1カ月前倒しして工事を終え、本格稼動に入った。

【新規設備の概要及びPETフィルム生産拠点】
(1)新規設備の生産能力 :15,000トン/年
(2)投資額 :130億円
(3)竣 工 :2010年3月2日
(4)国内のポリエステルフィルム生産能力 :80,000トン/年(増強後)
(5)生産拠点 :日本(滋賀県)、ドイツ(ヴィースバーデン)、アメリカ(サウスカロライナ州)、インドネシア(メラク)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1267512993.pdf