2010年03月04日 |
世界最大級「新エネルギー総合展」開幕、普及に“弾み”か 1,261社参加 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:トヨタ自動車 |
クリーンエネルギーへの関心が国際的に高まる中、世界最大級の新エネルギー、水素・燃料電池(2次電池)、太陽光発電などの総合展が3日、東京ビッグサイトでオープンした。29カ国から1,261社が参加、5日まで開く。 参加無料、要登録。 問い合わせは展示会事務局(TEL:03-3349-8576、FAX:03-3349-8535)mail:kanaig@reedexpo.co.jp。 数年前まで日本は世界の新エネルギー界をリードしていたが、現在はアジア圏を中心にEU、米国など各国の企業が追い上げ、しのぎを削っている。 こうした中、市場の拡大・普及に弾みをつけようと海外企業が多数参加。米国のKONARKA、CELGARD、アジアでは韓国のHYUNDAI、台湾のGINTECH、MOTECH、中国のサンテック、YINGLI GREEN ENERGYなど。カナダのカナデアン・ソーラも製品PRに力を入れている。 国内からはシャープ、京セラ、三菱電機、東京ガス、新日本石油、日立製作所、GSユアサ、三菱重工業、京セミ、九州電力、アルバック、伊藤忠商事、住友商事など。アルバックは100ミクロン以下の薄膜2次電池を出展、注目された。 自動車ではトヨタ、日産、ホンダ、GM、メルセデスなど世界を代表するメーカーが燃料電池車を展示し、人気を集めている。 新エネルギー製品、太陽光パネル、燃料電池、2次電池などは携帯電話やパソコンといったモバイル機器に、また、ロボットの動力、各種照明器具などに急速に利用され始めている。ノリタケは食器の世界から新エネに名乗りを上げている。 また、沖縄県、宮崎県、熊本県、滋賀県、神戸市、北九州市などやスペイン、ドイツ、米国などの自治体などが地域での新エネルギ—利用に意欲を見せている。中小企業や異業種間の提携による計画もみられる。 |