2010年03月04日 |
クラレと積水化学、断熱・遮熱に優れた「障子シート」共同開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ、積水化学工業、クラレクラフレックス |
クラレ子会社のクラレクラフレックスと積水化学 住宅カンパニーは4日、断熱・遮熱に優れた障子シート「サーモバリア」を共同開発したと発表した。 クラレクラフレックスがスチームジェット(高速加熱蒸気)製法による特殊不織布「フレクスター」の用途拡大を模索していたところ、積水化学 住宅技術研究所が同製品のもつ断熱性や透光性、風合い、強度などに着目し、住宅用障子シートとして共同で商品化した。初年度2,000セット、2015年には20,000セットの販売を見込む。 <特徴> ・夏は日射を効果的にカットする(夏季日射熱取得率28%、一般的な障子紙は46%*) ・冬は室内の保温や窓付近の冷気遮断に効果がある。 ・透光性に優れ、従来の遮熱障子シートの約3倍の明るさを有し、室内にやわらかい光が広がる。 ・既存の障子の骨組みに付属の両面テープで手軽に張替えができる。 ・家庭用ハサミでの切断が可能で、寸法の修正が容易。 ・一般的な障子紙の10倍以上の強度があり、破れにくいなど手入れが簡単。 1枚当たりのサイズは、幅 850ミリ ×高さ1770 ミリ×厚さ 2ミリ。 参考小売価格は2枚入り1箱 4,900 円。 クラレでは3月9日から東京ビッグサイトで開催される第16回「建築・建材展2010」に同製品を出展する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1267674374.pdf |