2010年03月04日
TEC/三井海洋開発、ブラジルで中小規模GTLの実証設備建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリングと三井海洋開発の両社は4日、2007から共同で進めてきた、中小規模GTL 開発が実証段階を迎え、ブラジル国営石油会社ペトロブラスと協力契約を締結、実証設備の建設を開始したと発表した。

新GTLプロセスの実証プラントには、米国ベロシス社が基本特許を保有するマイクロチャンネル反応器を用いる。建設工事はブラジル セアラ州フォルタレザ市にあるペトロブラスの製油所内に2011年初めに完了し、実証運転によって性能を確認した後、当初予定を約1年前倒しして、2011年末の商業化を目指す。

商業化1号機は、洋上石油開発に伴う随伴ガス処理用としてFPSO(洋上石油生産貯蔵設備)に併載する小型GTL を想定しているという。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1267685705.pdf

(英文)
TOYO/MODEC Cooperate with PETROBRAS for Verification Tests of Small- and Medium-scale GTL
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1267685705.pdf