2010年03月10日
南通市が「新科技産業園」投資説明会 4月9日 東京で
【カテゴリー】:海外
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江蘇省の南通経済技術開発区は4月9日午後2時から、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで、近く着工する「中新蘇通科技産業園」を含めて、同開発区の投資説明会を開く。説明会には陳徳新・同開発区管理委員会書記を訪日団長に幹部11氏が出席する。

産業園は蘇州シンガポール園区と合作開発するもので、開発区と合わせ国家戦略区に格上げされる。
南通経済技術開発区は長江河口に位置し、上海市内から98キロ、2008年に蘇通大橋が完成して上海から車で1時間の距離となった。

さらに2010年中に上海—崇明島—南通大通道が完成すると、上海国際空港のある浦東から1時間30分。蘇通大橋の下流3.5キロに上海—南通間の鉄道も完成、交通が一段と便利となる予定。中国上位に港湾都市でもあり、30万トン級の深水バースを持つ。

南通は早くから繊維を中心に世界の大手企業を誘致してきた。これまでに日系では旭化成、東レ、帝人、王子製紙、三菱化学、三菱レイヨン、住友ベークライト、呉羽化学、宇部興産、ポリプラスチックス、三洋化成、荒川化学、東芝、日立金属などが進出している。

南通では産業基盤が堅く、リソースが豊かで、消費地を抱え、物流の規模が大きいなどの特徴をあげている。また、人的資源が豊富で、職業教育が進んでいる点も産業地としての条件を備えているという。

説明会への参加費は無料。要登録。
問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03-6740-8271、FAX:03-6740-6160)

三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、信金中央金庫が後援。