2010年03月11日
独BASF 米フォーチュン誌で「世界の化学企業第1位」に選ばれる
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:BASF

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はこのほど、米国の経済誌フォーチュンが実施した調査により、2010年版「世界で最も称賛される化学企業」に選ばれた。昨年に引き続き化学企業のトップにランクされた。

 トップにランクされた背景には、業界の専門家達による投票で「製品とサービスの品質」、「世界的な競争力」、「経営体質」の3部門でトップ企業に選出されたことが影響している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1268275206.pdf

■日本企業は15位までに三菱ケミカル・住友化学・旭化成の3社がランク
 なお、2010年の化学部門の順位は以下の通りで、BASFとDuPontが昨年に続き、1位と2位を占めた。日本企業は三菱ケミカル、住友化学、旭化成が15位までに入り、それぞれ昨年より順位を上げた。( )は昨年の順位

1 (1) BASF
2 (2) DuPont
3 (7) PPG Industries
4 (6) Bayer
5 (8) L'Air Liquide
6 (5) Dow Chemical
7 (10) Linde
8 (9) 三菱ケミカルホールディングス
9 (11) Akzo Nobel
10 (13) 住友化学
11 (12) SABIC
12 (-) Sasol
13 (-) 旭化成
14 (14) Evonik Industries
15 (-) ChemChina(Blue Star)

医薬会社は以下の通り。日本企業は13位までに入っていない。
1 (3) Abbott Laboratories
2 (1) Johnson & Johnson
3 (2) Novartis
4 (-) Roche Group  
5 (5) GlaxoSmithKline
6 (7) AstraZeneca
7 (6) Amgen
8 (4) Merck
9 (11) Sanofi-Aventisl
10 (-) Bristol-Myers Squibb  
11 (8) Eli Lilly
12 (10) Boehringer Ingelheim
13 (13) Pfizer