2010年03月11日
三井化学、市原工場 エチレンプラントを一時停止
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は11日、市原工場(所在地:千葉県市原市、池田俊治工場長)のエチレンプラントを補修のため一時停止すると発表した。設備に不具合が発生したためでプラント再稼動は、3月末頃の予定。市原工場エチレンプラントの生産能力は、年553,000トン。

同社によると、エチレンプラントを設備の不具合により停止したのは2月28日だった。3月4日には補修が完了し再稼動開始の作業に入ったが、エチレン中のメタン・水素温度が上昇したため同作業を中止し、原因究明のための点検を開始した。きょう11日、熱交換器の補修が必要と分かった。

同工場のエチレンプラントの定修期間は4年間隔。最近では2009年に実施しており、次回定修は2013年の予定だった。

今回の熱交換器補修に伴うプラント停止損失額は、現段階では約30億円程度の見込み。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1268293393.tif