2001年01月10日 |
藤沢薬品、富士工場でISO14001の認証を取得 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:藤沢薬品 |
藤沢薬品工業は10日、国内主力工場の一つである富士工場において、昨年12月28日に環境マネジメントシステムの国際標準規格であるISO14001の認証を取得した、と発表した。 富士工場は、注射用セフェム系抗生物質「セファメジンα」(一般名:セファゾリン)をはじめ、各種の医療用医薬品を生産している。同工場では1999年5月から認証取得に向けた取り組みをスタート、今回日本品質保証機構の審査を経て取得したもの。 同社は以前から環境保全を最重要経営課題の一つとして捉え、組織的に環境保全活動に取り組んでいる。1991年には環境担当役員を置くとともに、専任組織(現社会環境部)を設置、1994年9月には環境問題に対する全社的な取り組みを計画的・効果的に実践するためのガイドラインとして「環境行動に関する基本方針」を制定(2000年「環境基本方針」に改定)するなど、健康と医療に携わる企業として、主体的な環境保全活動を展開している。さらに2000年10月には環境保全活動に関し、より多くの人々とのコミュニケーションを促進するツールとして、年次環境報告書「GLOBE」を発行している。 なお同社は、すでに名古屋、富山、高岡の3工場でISO104001の認証を取得しており、今回が4番目となる。 |