2001年04月02日 |
ソルビン、今月ベルギーのVCM/PVC設備を閉鎖 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:BASF |
塩ビ(PVC)メーカーのソルビン(SolVin)は現地時間の30日、旧BASFがベルギー・Zandviletに有していたVCM(塩ビモノマー)およびPVC設備を閉鎖するなど、競争力強化を目的とした計画を進めていることを明らかにした。 1999年にスタートしたソルビンの計画は、生産をボリュームの大きい品種に絞込むとともに、生産効率を向上させて、グローバルな競争力を強化することを目的としている。同社は、Zandviletで減少した生産能力について、すでにベルギー・Jemeppeおよびドイツ・Rheinbergの設備を増強しており、同社の現有能力はVCMが年産17万トン、PVCが15万トンとなっている。 なお、ソルビンは1999年にソルベイ75、BASF25%出資により、両社のPVC事業を統合して設立、現在フランス、ドイツおよびベネルクスに拠点を有している。2000年の連結売上高は11億4,000万ユーロ。 |