2010年03月17日
昭和電工 ハイブリッド自動車向け冷却器事業を強化、新組織設置
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工
パワー半導体冷却器

昭和電工は17日、ハイブリッド自動車向けを中心に今後需要の拡大が見込まれる冷却器事業を強化するため、4月1日付でアルミニウム事業部門に「冷却器事業開発部」を新設すると発表した。アルミニウム事業部門長直轄の組織とし、パワー半導体冷却器に関する製造、開発、営業等の業務を行う。

パワー半導体冷却器は、昭電独自の熱設計技術とアルミニウム加工技術により開発したもので、昨年はハイブリッド自動車に採用されたが、今後も省エネルギー製品として需要拡大が見込まれている。

このため、さらに開発体制を強化し、製品の高機能化と事業運営の効率化を図るため「冷却器事業開発部」を設置することにした。開発から製造、販売までを一体運営していく。

同社は4月1日付で新設の冷却器事業開発部部長として現在同部門熱交換器事業部設計部長の星野良一氏を発令する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1268808385.pdf