2010年04月02日 |
セラニーズとSABIC、サウジでポリアセタール製造 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:SABIC |
セラニーズとSABICは4月1日、両社のJVのNational Methanol (Ibn Sina)がポリアセタールを製造すると発表した。能力は年産5万トン。 National MethanolはSABIC 50%、セラニーズ25%、PanEnergy (その後Duke Energyに統合された)25%の出資で1981年に設立、1985年に生産を開始した。メタノール(110万トン)とMTBEを製造している。 SABICは2009年5月に投資額 32億ドルのMMA、PMMA、アクリロニトリル、カーボンファイバーなどの新事業計画を打ち出したが、ポリアセタールはこれに含まれていた。 ポリアセタールはメタノールを原料にするため、National Methanolで実施する。 なお、ポリアセタールの生産開始後はセラニーズの出資比率は32.5%になり、Duke Energyは17.5%となる。 |