2010年04月05日 |
サウディ石化、シャルクの第3次計画完了し商業運転開始 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:SABIC、サウディ石油化学 |
サウディ石油化学(SPDC)は5日、サウディ基礎産業公社(SABIC)と共同で事業展開しているシャルク社(SHARQ:本社サウディアラビア・アルジュベール市)のエチレン年産130万トン、ポリエチレン同80万トン、エチレングリコール同70万トンの第3次拡張工事が完了し試運転の後、今月1日から商業運転に入ったと発表した。 エチレンプラントの能力は、既存の年産115万5,000トンと合わせて245万5,000トン、ポリエチレン、エチレングリコール設備もそれぞれ倍増した。投資額などは非公開。 今回の増設はアジア、特に中国を中心に拡大を続ける石油化学製品の需要に対応するもので、スケールメリットを活かして高効率、高品質、安定操業を追求していきたいとしている。 <増設計画規模> ・エチレンプラント 130万トン/年 ・エチレングリコールプラント 70万トン/年 ・ポリエチレンプラント 80万トン/年 ・その他 用役プラント、関連設備 【増設完了後の生産能力】 ◇エチレン 245.5万トン/年 ◇エチレングリコール 137.5万トン/年 ◇ポリエチレン 155.0万トン/年 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1270448523.pdf |