2010年04月13日
香港企業が青島・膠州湾新区に半導体照明ディスプレー基地
【カテゴリー】:海外
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発光ダイオード(LED)や照明ディスプレーの生産計画が活発化している中国で、香港企業が青島で半導体照明ディスプレー産業チェーンを建設することになり、このほど着工した。

青島市が直轄する膠州湾産業基地で、総額180億元を投入する大規模な計画である。

計画では化合物半導体産業チェーン、研究開発テストプラットフォーム、現代物流業・製品取引プラットフォームからなる産業チェーンを3期に分けて建設する。

第1期は投資額50億元。年産200万個のLEDウエハー、6億個のパッケージコンポーネントを生産する。第2期は同じく50億元で441万個のLEDウエハー、12億個のパッケージコンポーネントの生産能力を持つ設備をつくる。

第3期では80億元を投入。882万個のLEDウエハー、25億個のパッケージコンポーネントの生産能力を持つ工場とする。香港企業は新恒基国際が資本金(登録)9,980万ドルで設立した東方之光科技有限公司。