2010年04月13日
アジレント、高い周波数帯域と高分解能を両立した任意波形発生器を発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー
任意波形発生器

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は13日、高い周波数域と高分解能を両立した新しい位置づけの任意波形発生器「Agilent 81180A」の販売を開始したと発表した。出荷開始は6月の予定。

大量のデータ伝送には、ダイナミックレンジの優れたデジタル変調が必要となるが、今回発表の「81180A」は最大1・5GHz(ギガヘルツ)帯域で、12ビットの垂直分解能の信号を発生することができる。

最先端のシーケンシング機能を搭載しているため、複雑な任意波形発生が可能であり、3段階のシーケンシングと64M(メガ)ポイントのメ
モリにより、実環境と同様の複雑な信号を発生できる。

同社は、航空宇宙・防衛用途のエレクトロニクス機器、無線通信機器などの研究開発部門向けに市場開拓を進める。販売価格(税抜き参考価格)は470万円から。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1271127302.pdf