2010年04月14日
上海で 2010年Coal-to-MEG 会議開催
【カテゴリー】:海外(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:なし

中国では2009年にMEG(モノエチレングリコール)の輸入は前年比12%増の580万トンとなった。2000年から2008年までの間で中国のMEGの需要は年率18.4%の増となったが、供給は12.3%の伸びに止まっている。

このため石炭原料のMEG(Coal-to-MEG)が注目され、2009年の政府の石油化学景気刺激策の一つに挙げられている。

世界最初のCoal-to-MEG計画の通遼GEM Chemical の20万トンプラントは2009年末に完成、間もなく商業生産を開始する。
河南省では河南煤業化工の5つの20万トン計画が建設を開始した。
   既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=28784

このほか、多くの研究施設がパイロットプラントを建設、また多くの企業が商業生産を検討している。
現行計画の一覧表は http://www.chinacoalchem.com/events/2010MEG/MEGChina2010.pdf

ASIACHEMでは2010年5月27-28日に、上海のGrand Metropark Jiayou Hotel で第一回Coal-to-MEG
会議を開催する。
会議ではPETとMEG業界の将来、中東と中国のMEGの競争力、Coal-to-MEG のR&D、Coal-to-MEGの主要製法等を議論する。

詳細はhttp://www.chinacoalchem.com/events/2010MEG/MEGChina2010.pdf

連絡先 ASIACHEM (lex@chemweekly.com 電話:8621-51386466)