2010年04月14日 |
帝人とメンブレンテック、中国宜興市と排水処理事業で提携契約 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は14日、膜ろ過による水処理会社メンブレンテック社(本社:兵庫県三田市、疋田誠治郎社長)と共同で、江蘇省宜興市の水務建設投資有限公司と「農村部の集落排水処理設備の整備事業」を推進するための提携契約を締結したと発表した。民間初の日中共同での農村集落排水整備事業となる。 帝人は「グリーンケミストリー」事業を1つの中核と位置づけ、その一つとして排水の処理や再利用など、水処理事業への進出に取り組んできた。 一方、江蘇省宜興市は、中国五大湖の1つで、周辺都市の重要な水源である太湖沿岸部に位置している。太湖を水源とする河川流域では、中国の急激な経済発展に伴う水質汚染が大きな問題となっており、中でも農村集落排水*1からの汚染排水の流入がその主因とされている。 このため宜興市では水務建設投資有限公司を通じて、農村集落排水処理施設の新設を計画中で、今回の提携となった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1271236814.pdf |