2010年04月15日
農林漁業バイオ燃料法、「秋田県ソフトセルロース利活用プロジェクト」認定
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、新製品/新技術)
【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁

経産省・資源エネルギー庁は15日、「農林漁業バイオ燃料法」第4条に基づく事業計画として「秋田県ソフトセルロース利活用プロジェクト」を認定したと発表した。今後、中小企業投資育成法や農業改良資金助成法による特例、固定資産税軽減などの支援措置を講じる。

「農林漁業バイオ燃料法」とは、国産バイオ燃料の生産拡大を図るため、農林漁業有機物資源をバイオ燃料の原材料として利用する取り組みを支援するもので、昨年5月に公布、10月から施行された。

「秋田県ソフトセルロース利活用プロジェクト」は、社団法人秋田県農業公社とバイオ燃料製造業のカワサキプラントシステムズ社(兵庫県神戸市)が連携し、秋田県潟上市で「稲わら」を原料にバイオエタノールを製造するもので、年180トンの「稲わら」から同22.5キロリットルのエタノールを製造する計画。実施期間は2010年4月15日ー2013年3月31日となっている。