2010年04月16日
経産省、2月の鉱工業生産指数(確報)、生産・出荷とも下方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が15日発表した2月の鉱工業生産指数の確報(2005年=100、季節調整済み)によると、生産は前月比0.6%低下の93.7、出荷は同0.2%低下の94.8、在庫は同1.6%上昇の95.5、在庫率は同0.3%上昇の108.3だった。

生産・出荷は下方修正、在庫、在庫率は変わらずだった。

業種別にみると、化学工業、電子部品・デバイス工業、その他工業等が低下し、一般機械工業、鉄鋼業、金属製品工業等が上昇した。

化学工業は、生産指数が前月比6.7%低下(速報では2.1%低下)の93.6、出荷3.3%低下(同6.3%低下)の94.0、在庫は1.3%上昇(同1.1%上昇)の93.2で、在庫率は同2.9%上昇(同4.5%上昇)の98.2だった。生産は3カ月連続のマイナス。出荷は2カ月ぶりのマイナス。

プラスチック製品工業は、生産が前月比0.4%低下(速報値は1.5%低下)の92.1、出荷1.5%低下(同2.8%低下)の91.7、在庫は1.0%上昇(同0.1%上昇)の93.5で在庫率は2.2%(同2.3%上昇)の104.7となった。生産の前月比マイナスは09年8月以来6カ月ぶり、出荷4カ月ぶりの対前月比マイナスとなった。