2010年04月19日
経産省、2月のエンジニアリング受注高・確報 3カ月ぶりの減少
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が19日発表した、エンジニアリング業の2月受注高(確報値)は前年同月比7.4%の減少だった。12日に発表した速報値(6.9%減)を下方修正した。

内訳は、「国内」は前年に化学プラントなどの大口受注があったことから同19.6%の減少、「国外」は電力プラントシステム、化学プラントなどの受注があり、同89.7%の増加となった。

化学プラントの受注高は47,020百万円(57.8%)で、速報値の46,322百万円(56.9%)に対し上方修正となった。

 1件当たり5億円以上の大口受注件数は101件(前年同月比112.2%)だった。

【2月のエンジニアリング受注高(確報)】 単位:百万円 ( )前年同月比%
 
 <受注高合計>   466,237(92.6)
 (国内)      359,489(80.4)
 (国外)      106,748(189.7)
 
 <主要プラント・システム別受注高>
 ・電力プラント    178,874(124.7)
 ・通信プラント    37,555(103.4)
 ・化学プラント     47,020(57.8)
 ・製鉄プラント    15,645(112.9)
 ・その他産業プラント 30,383(90.0)
 ・貯蔵・輸送システム 13,821(21.3)
 ・環境衛生システム  37,881(163.0)