2010年04月19日 |
出光と全農 石油物流・アグリバイオで「戦略的アライアンス」 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産と全国農業協同組合連合会(全農=宮下弘理事長)は19日、国内石油製品の物流効率化や環境対応型ビジネスで「戦略的アライアンス」を行うことで検討を開始したと発表した。 全農は石油製品の年間販売量が693万KL、SSは3,222店を数える大手事業者。 両者は今後、国内石油製品の需要減退が進む中でアライアンスを組み、事業運営を効率化していくことで一致した。 今後の検討内容として (1)両者が所有する石油基地の相互利用拡大 (2)受注から配送までの陸上輸送業務全般の共有化、効率化 (3)SS販売網の有効活用 (4)園芸用バイオマス代替燃料の検討 (5)微生物農薬・飼料添加剤取引の拡大検討 などを挙げており、石油製品の物流効率化だけでなく、出光のアグリバイオ事業、CO2削減など環境対応への取組みにも両者の強みを発揮していくとしている。 【全農・出光のグループ石油事業概要】(2010年3月末) ◇出光興産グループ ・国内販売量 :2,516万kl(見通し) ・石油基地 :25カ所 ・系列SS数 :4,338店 ・(セルフ) :891店 ◇全農グループ ・国内販売量 :693万kl(見通し) ・石油基地 :7カ所 ・系列SS数 :3,222店 ・(セルフ) :586店 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1271665072.pdf |