2010年04月22日 |
シノペック鎮海煉油化工のエチレンコンプレックスが稼動 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:SINOPEC |
(上海発=特約) 4月20日、シノペック鎮海煉油化工の年産100万トンのエチレンコンプレックスが浙江省寧波市の鎮海地区で稼動し、オンスペックとなった。 2006年11月に建設を開始、本年2月にPPとMTBE/ブテン-1が先行スタート、3月にはPEがスタートした。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=28488 同社の原油精製能力は年産2300万トンとなっており、コンプレックスへの原料ナフサは自社で供給する。 コンプレックスの誘導品は以下の通り。(単位:千トン) EO/MEG 650 (ダウ技術) LLDPE 450 (Unipol技術) PP 300 (シノペック技術) BTX 600 (同上) ブタジエン 160 (同上) 分解ガソリン 700 (同上) MTBE/ブテン-1 110/40 (同上) エチルベンゼン 650 (同上) SM/PO 620/285 (Lyondell 技術) PG 100 (同上) SM、PO、PGはLyondellBasell との50/50JV(Ningbo ZRCC Lyondell Chemical )の事業。 |