2010年04月26日
<訃報>山同 陽一氏(さんどう・よういち=元旭化成工業常務理事、第二次臨調委員)
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭化成

19日午後6時45分、呼吸不全のため東京都青梅市の病院で死去、88歳。通夜・告別式は家族、近親者で済ませた。喪主は長女、渡辺敦子さん。

昭和24年、東大法学部卒、旭化成工業(現旭化成)に入社。同49年、旭リサーチセンター代表取締役専務。
同56年、鈴木善幸首相のもと中曽根康弘行政管理長長官が設置した第二次臨時行政調査会、いわゆる「土光臨調」の専門委員に選ばれ、わが国の増税なき財政再建や、国鉄民営化の実現に力を尽くした。

著書に「郵貯は崩壊するー頭取のいない“国家銀行”のゆくえ」(1984年、ダイヤモンド社)、「土光さんとともに730日ー行革奮戦記」(1983年、経済往来社)、「国鉄・電電・専売公社の構図」(1983年、東洋経済新報社)などがある(いずれも加藤寛氏と共著)

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