2010年04月28日
積水化成品、3カ年中計「ヒューマンライフ」事業展開へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化成品工業

積水化成品工業は28日、2010年度から始まる3カ年中計「ENS 2000」を策定した。同社は09年10月、創立50周年を迎えたのを機に、次の50年を描いた「積水化成品グループ 100年ビジョン」を策定した。今回の中計はその第一ステップと位置づけている。

まず「100年ビジョン」では、同社の創業の精神や新たな経営理念をベースに、「インダストリー」「ヒューマンライフ」「環境・エネルギー」の分野でグローバルに事業展開し、「顧客に信頼されるプラスチックス・ソリューション・カンパニー」をめざす。

新中計「ENS 2000」は、これを受けて
(1)グローバル拠点の強化と「ヒューマンライフ」分野への事業展開推進
(2)グループシナジーを生かした拡販とグループ経営の強化
(3)ソリューション提案力の向上
(4)新技術開発と新規事業の立ち上げ
(5)グループ人材の育成
を重点課題とする。

最終年度となる2012年度の収益目標は次の通り。単位:億円 %( )は09年度実績
◇売上高    1,200(1007)
(うち海外)   158(86)
◇営業利益     63(51)
◇経常利益     62(44)
◇当期純利益    37(23)
◇ROE       7.3(5.3)

ニュースリリース参照
○中期経営計画ENS2000の策定について
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1272427637.pdf