2010年04月30日 |
3月の鉱工業生産指数 0.3%上昇、化学工業は2カ月連続の低下 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数・速報値(2005年=100、季節調整済み)は、前月比0.3%上昇の94.0で2カ月ぶりのプラスとなった。製造工業生産予測調査によると、4月上昇のあと5月は低下が予測されているものの同省では「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」との基調判断を据え置いた。 出荷指数は1.6%上昇の96.3、在庫指数は1.6%低下の94.0だった。在庫率は5.2%低下の102.7となった。 業種別にみると、電子・機械工業、自動車、鉄鋼業などが上昇し、一般機械工業、化学工業、プラスチック製品工業は低下した。 化学工業(除く、医薬品)は生産が2.6%低下の92.7、出荷が2.3%低下の92.8、在庫3.6%低下の89.8だった。生産、出荷とも2カ月連続の前月比マイナス。在庫率は4.2%低下の94.1だった。 プラスチック製品工業は生産が前月比1.7%低下の90.5、出荷は1.0%低下の90.8、在庫は1.8%低下の91.8、また在庫率は3.8%低下の100.7だった。生産、出荷とも前月比低下は2カ月連続。 |