2010年05月06日 |
日本触媒・3月期決算 純利益108億円 機能性化学品好調 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒が6日発表した10年3月期連結決算は、当期純利益が108億円と前期の53億円の赤字から161億円の増益となった。売上高は15.5%減収の2,443億円だったが、経費削減や拡販効果などにより利益が大幅改善した。 高吸水性樹脂や合成洗剤、トイレタリー関連など “不況抵抗力”のある製品を多くもっていることがプラス材料となった。セグメント別では機能性化学品事業が堅調に推移。とくに光学フィルム用アクリル樹脂など電子情報材料部門が販売数量を伸ばした。 当期純利益では特別損益が有価証券評価損の減少などにより前年度比61億円改善した。 【日本触媒・3月期(連結)決算】 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 244,317(△15.5) ◇営業利益 13,881(-) ◇経常利益 14,934(-) ◇当期純利益 10,832(-) ◇1株当たり純利益 60.85円(△29.61円) <次期・通期(連結)業績予想> 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 275,000(12.6) ◇営業利益 16,000(15.3) ◇経常利益 17,000(13.8) ◇当期純利益 12,000(10.8) ◇1株当たり純利益 67.41円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1273125921.pdf |