2010年05月07日
台湾の晶元光電、照明用LEDで江蘇省常州市に大型進出 
【カテゴリー】:海外(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:なし

台湾の晶元光電は中国の江蘇省常州市に照明用LED(発光ダイオード)ウエハー、チップを生産する工場を建設する。

同社は赤色、オレンジ、黄色、青色の4元系超輝度LEDの世界的な大手メーカーで40%を超えるシエアを持つ。

計画では2011年4月までに同市武進輸出加工区に第1期3億6,000万ドルを投入、エピタキシャルウエハーとチップの生産設備を建設する。引き続き増設を行い総計6億ドルのプロジェクトとして完成させる。年産200万個程度の規模になるようである。

LEDの計画は日本やドイツ、オランダ、韓国、台湾、香港などで活発化、このところ中国でも計画が目白押しとなっている。

中国では国内メーカーのほかさる4月に東方之光科技有限公司(香港)の青島市でのLED生産計画が明らかになった。

同社は化合物半導体産業チェーンの形成を目指しており、3期にわたる計画で約26億ドルを投入する予定。第1期では7億ドルを投じ年産約200万個のウエハー、6億個のパッケージコンポーネント設備を建設する予定。

全計画が完成するとLEDウエハー882万個、パッケージコンポーネント25億個の生産能力となる。