2001年03月28日
日本のバイエル、2001年のグループ設備投資計画は67億円
京都の研究棟新設/タンタル増強など、研究開発費は130億円を計画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:バイエル

 日本のバイエルグループは、2001年の設備投資として67億円、研究開発費には130億円を投じる計画だ。
 設備投資の主要案件は、京都の医薬品総合研究所における化学研究棟新設(5月開所)およびH.C.スタルク・水戸工場のタンタル粉末増強で、それぞれ20億円規模の投資となる見込み。このほか住化バイエルウレタン・新居浜工場のMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)設備増強の準備として1億円規模の投資を予定している。
 タンタル粉末の増強は、昨年に続く第2期の増強で、今年第2四半期中の完成により年産360トン体制に拡大する。また、MDIの増強計画は最終的に20億円規模の投資となる見込みで、2002年中の実施を予定している。