2010年05月07日 |
電気化学・大幅増益 最終益104億円、高機能品など好調 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学が7日発表した2010年3月期連結決算は、最終利益が104.7億円と前期に比べ大幅増益となった。売上高は同3.1%の減収となったが、電子材料や半導体産業向けを中心にした高付加価値製品の需要が早期に回復したほか、新型インフルエンザワクチンや検査試薬など医薬品の販売が好調だった。 2011年3月期予想は、無機系以外は出荷増となり、原燃料コストアップの製品価格転嫁も進む見込みから増益となり、利益面では新型インフル特需減を蛍光体等電材などでカバーする見込みであるため増益を予想している。 【電気化学工業・3月期(連結)決算】 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 323,875(△3.1) ◇営業利益 21,655(110.2) ◇経常利益 16,888(445.8) ◇当期純利益 10,474(627.5) ◇1株当たり純利益 21.33円(2.89円) <次期・通期(連結)業績予想> 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 365,000(12.7) ◇営業利益 25,000(15.4) ◇経常利益 22,500(33.2) ◇当期純利益 14,000(33.7) ◇1株当たり純利益 28.51円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1273208900.pdf |