2010年05月12日 |
ダイセル化学・大幅増益、純利益110億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:ダイセル化学 |
ダイセル化学工業が12日発表した10年3月期連結決算は、営業利益、経常利益とも大幅増益となり、最終利益は110億円と前期の12億円から98億円増加した。 製品需要の低迷や原燃料価格の上昇など厳しい状況の中で、緊急対策として役員および全社員の報酬減額など固定費の削減をはじめ徹底したコストダウンに取り組んだ。 セグメントでは、酢酸セルロースの販売が液晶表示向けフィルムの回復により好調だった。自動車エアバッグ用インフレータは自動車業界不振の影響を受けた。 創立90周年記念配当として1株当たり2円を期末普通配当4円にプラスする。年間配当は中間配当の4円と合わせて1株当たり10円となる。 【ダイセル化学工業・10年3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 320,243(△15.3) ◇営業利益 20,856(97.0) ◇経常利益 19,993(143.4) ◇当期純利益 11,069(754.1) ◇1株当たり純利益 31.10円(3.62円) <2011年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 350,000(9.3) ◇営業利益 31,000(48.6) ◇経常利益 29,000(45.1) ◇当期純利益 16,500(49.1) ◇1株当たり純利益 46.36円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1273639586.pdf |