2010年05月13日 |
三菱ケミカルHD・大幅増益、純利益128億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス |
三菱ケミカルホールディングスが13日発表した、10年3月期連結決算は、売上高が2兆5150億円で前期比13.5%の減収となったが営業利益、経常利益は大幅増益となり、最終利益は128億円で前期に計上した672億円の赤字を一気に黒字転換した。今年3月に子会社化した三菱レイヨンは連結対象となっていない。 セグメント別ではヘルスケア分野は堅調に推移したが、機能商品分野及び化学品分野は期後半に需要が回復基調に転じたものの全体としては需要・市況低迷の影響を受けた。 今後は液晶テレビや照明用途で大きな需要の伸びが期待される「白色LED」とハイブリッド自動車向け「リチウムイオン電池材料」にとくに優先的に資源配分するほか、三菱レイヨンとの統合効果を生かして炭素繊維、水処理、スペシャリティケミカル事業領域の強化を図る。 【三菱ケミカルHD・10年3月期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 2,515,079(△13.5) ◇営業利益 66,342(711.2) ◇経常利益 58,990(ー) ◇当期純利益 12,833(ー) ◇1株当たり純利益 9.32円(△48.81円) <11年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 3,250,000(29.2) ◇営業利益 156,000(135.1) ◇経常利益 138,000(133.9) ◇当期純利益 41,000(219.5) ◇1株当たり純利益 28.80円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1273726557.pdf |