2010年05月14日 |
千代田化工・3月期 減収減益、カタールの超大型LNG工事テコ入れ |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:千代田化工建設 |
千代田化工建設が13日発表した10年3月期連結決算は、売上高、利益とも前期を下回り、最終利益は同54.5%減の29.5億円だった。 パプアニューギニアのLNGプラントなど複数の大型案件を受注したものの、カタールに建設中の超大型LNG(年産780万トン級)プラント6系列のうち2系列に納期達成のためのテコ入れ策を実施したため工事採算が大幅に悪化した。 新しい分野では太陽光・太陽熱発電などのエネルギー関連やリチウムイオン電池部材、また医薬品分野では抗体医薬品、抗がん剤などの高活性医薬品設備の受注活動に力を入れ、既に一定の成果をあげているもようだ。 【千代田化工・3月期(連結)決算】 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 312,985(△29.9) ◇営業利益 1,702(△76.4) ◇経常利益 4,837(△57.7) ◇当期純利益 2,953(△54.5) ◇1株当たり純利益 11.39円(25.58円) <通期(連結)業績予想> 単位:百万円 ( )対前期比増減率% ◇売上高 240,000(△23.3) ◇営業利益 6,000(252.5) ◇経常利益 6,500(34.4) ◇当期純利益 4,000(35.4) ◇1株当たり純利益 15.43円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1273735133.pdf |