2010年05月17日 |
米国デュポン、テネシー州でのBio-PDOの生産を35%拡大 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポンは、テート・アンド・ライル社との合弁会社であるデュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社が、バイオベースの1,3-プロパンジオール(Bio-PDO)の生産量を35%増大するため、ラウドンの同社設備を拡張すると発表した。 工事は2010年6月に着工し、11年第2四半期に完了の予定。 デュポン・テート・アンド・ライル社は2004年に両社の合弁出資により設立。独自の発酵プロセスにより、トウモロコシからBio-PDOを製造し、化粧品、パーソナルケア製剤をはじめ熱媒体油やポリマーまで幅広い用途を展開している。 デュポンは、これらの再生可能資源を使ったポリマーを「デュポン ソロナ」の商標で、またBio-PDOは、Zemea(ゼミア)とSusterra(サステッラ)の商標で販売している。 テート・アンド・ライル社は、世界トップクラスの食品・工業用再生可能成分製造会社で、米国、欧州、東南アジアの45カ所を超える製造設備から世界市場に製品を供給している。株式はロンドン証券取引所と米国預託証券(ADR)で取引されている。2009年3月末現在、子会社と合弁会社合わせて5,718人を雇用。同年3月期売上高は合計35億5,000万ポンド。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1273815203.doc |