2010年05月27日
4月の石化製品生産、3センター定修で大幅減少
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石化協は27日、4月の主要石化製品生産実績を発表した。定修センターが3センターあり、期間も大きく重なったため、エチレン生産量は前月比1.6%減(前年同月比9.8%減)の506,000トンと大幅減少した。

定修は昨年4月はゼロだったが、今年は山陽石油化学・水島、昭和電工・大分、東ソー・四日市の3センターの定修が4月中〜下旬まで行われた。

プラントの平均稼働率は93.2%で前月の94.7%を下回った。プラントの立ち上げには時間がかかり、直ぐに稼働率を上げられないため低下した。

誘導品は17品目のうち前年比プラスはLD、PP、PS、PVC、EO、SBR、BR、ベンゼン、キシレンの9品目。他の8品目はマイナスとなった。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1274934268.pdf