2001年03月28日 |
旭化成、4月1日からSMを10~15%減産、需給悪化に対応 |
A&Mスチレンは、4月からPS減産率を15%に拡大 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:旭化成、三菱化学 |
旭化成は27日、SM(スチレンモノマー)の生産について、4月1日より10~15%の減産を実施することを決定した、と発表した。あわせて三菱化学との合弁会社で主要誘導品のPS(ポリスチレン)を手がけるエー・アンド・エム(A&M) スチレンは、4月から減産率を15%に引き上げる。 同社は水島に年産45万トンのSM生産設備を有しているが、主力誘導品であるPSの需要減退により 3月末のSM在庫水準は前年同月比140%になる見込みであるという。こうしたことから同社は、可及的速やかに在庫を適正レベルまで下げるため、減産の実施を決定したもの。 なお、同社の子会社であるA&Mスチレンは、すでに自主減産を行っているが、4月からSMに先立って減産率を15%に拡大、減産を強化する計画。 |