2010年05月28日
経産省「イノベーション・起業」テーマに日米対話
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は27日、米国国務省と日米双方によるイノベーション・起業の支援、投資促進等を通じた両国間連携を促進し、新たな雇用を創造するための対話として、「イノベーション・起業・雇用創出促進のための日米対話」第1回会合を同省会議室で開催した。

経産省から増子輝彦副大臣、米国側はジョン・V・ルース駐日大使らが出席。増子氏は挨拶の中で「今後の日米の経済面での協力のあり方を考えていく上でキーワードは2つある。1つは日米という機軸、もう1つはアジア太平洋での協力だ。日本は環境、エネルギー等のクリーンテクノロジー分野を得意としている。今後こうした分野でアライアンスが進むことを期待している」と述べた。

会合は、西山英彦通商政策局審議官、カート・トン国務省次官補代理によって進められ、午前中のセッションでは「新たなビジネスのための環境及び2国間協力を通じた環境の改善への可能性」について、午後からは「今後の議論の方向性」を中心に意見交換した。