2001年03月27日
武田薬品、ガンツ化成の株式をアイカ工業に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

 武田薬品工業は27日、同日開催の取締役会において、同社が保有するガンツ化成の株式をアイカ工業に譲渡することを決議した、と発表した。また、あわせて同社の有機微粒素子(スタフィロイド)に関する営業および知的所有権等を、4月1日付でガンツ化成に譲渡することも決議している。
 ガンツ化成は、1955年11月に設立、アクリル系接着剤および有機微粒素子製品等の製造・販売を行ってきた。今回は、武田薬品の化学品事業再構築の一環として、ガンツ化成の保有株式5万4,000株(約72.97%)を譲渡することにしたもの。
 武田薬品では、ガンツ化成がこれまで培ってきた技術力に加え、アイカ工業との相乗効果により、さらなる事業の発展を期待している。