2010年06月01日 |
三菱化学、SM、パラキシなど構造改革・再編進む |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱ケミカルHDの小林喜光社長は1日の記者会見で、これまでに三菱化学が取り組んできた「不採算事業からの撤退と事業強化に向けた再編」状況説明した。「一応計画の8合目まできたかな、というところだ。しかし、情勢は絶えず変化しているしまた次のことを考えるようになるだろう。構造改革に終わりはないようだ」と語った。現行中計「APTSIS 10」で実施した構造改革の主な内容以下の通り。 <SMチェーン> ・SM(ユカセラヤ)清算決定 :2008年9月 ・ABS(テクノポリマー)株式売却 :09年3月 ・PS(PSジャパン)株式売却 :09年3月 ・SM(鹿島)プラント停止 :11年3月 <塩ビチェーン> ・PVC(水島)プラント停止 :08年5月 ・PVC(四日市)、電解・VCM(水島)プラント停止 11年3月 <ナイロンチェーン> ・シクロヘキサン(水島)プラント停止 10年3月 ・カプロラクタム・アノン・硫安プラント停止 :10年3月 ・ナイロン事業売却(黒崎) :10年5月 <界面活性剤> ・AO/HAプラント停止 09年4月 ・グリコールエーテル事業撤退 10年12月 <テレフタル酸> ・グローバル体制構築 09年6月 ・パラキシレン(水島)プラント停止 10年5月 ・テレフタル酸(松山)プラント停止 10年12月 |