2010年06月02日 |
4月のエチレン換算輸出入バランス、12万トンに縮小 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は2日、4月のエチレン換算輸出入実績を発表した。輸出が前年比大幅減少し輸入が増加した結果、出超バランスは前月の17万トン台から一挙に12万トン台まで縮小した。 エチレン換算の輸出量は対前年比40.3%減(前月比22.7%減)の17,2100トン、生産量に占める輸出比率は34.0%だった。 輸入は同74.7%増(8.1%増)の48,500トン。内需に占める輸入比率は12.7%だった。この結果輸出から輸入を差し引いたバランスは123,500トンとなった。バランスが12万トン台まで縮小したのは08年12月の120,100トン以来。 輸出はエチレンの輸出が前年比45%減の27,300トンと大幅減少したのをはじめ、誘導品もLDPE、HDPE、PS、VCMなど14品目のうちABS樹脂とEDCを除く12品目で前年を割り込んだ。 一方の輸入は、昨年はゼロだったエチレンが97,00トン輸入されたほか、LDPEが80%増の28,000トン、EDC24%増の7,130トンなど14品目中7品目が前年を大きく上回った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1275463629.pdf |