2010年06月02日
BASF、中国一 超高層ビル「上海タワー」の基礎コンクリート打設で世界記録
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:BASF
上海タワー基礎工事現場

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)のコンクリート混和剤「Rheoplus (レオプラス)325」が、中国で最も高いビルとなる予定の「上海タワー(上海浦東新区)」の基礎工事で採用され、基礎スラブ用に61,000立法メートルのコンクリートを60時間(3月26日の朝から3月28日の深夜まで)連続打設するという建設プロジェクトの目標を達成した。 コンクリート量と連続打設時間はこれまでに例がなく世界新記録となった。

上海タワーの基礎スラブは深さ6m、直径121m で、その面積は標準的なサッカー競技場の1.6 倍に相当する。この作業は、建設工期を守りつつコンクリート品質を確保しなければならず、コンクリートサプライヤー、建設業者にとって前代未聞の挑戦だった。

上海タワーは2014年竣工の予定。高さ632mの127階建てで、隣接する「上海ワールドファイナンシャルセンター(上海環球金融中心)」を抜き、中国一高い超高層ビルとなる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1275444479.pdf