2010年06月02日 |
武田薬品、大阪工場・光工場で廃棄物ゼロエミッションを達成 |
【カテゴリー】:環境/安全(経営) 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は2日、国内の主要生産拠点である大阪工場(大阪市)と光工場(山口県)で「廃棄物ゼロエミッション」を達成したと発表した。 両工場では07年度から4年計画でゼロエミッションに向けて廃棄物の削減や再資源化に取り組んできたが、計画を1年前倒しして09年度中に「最終埋立処分量率0.5%以下、再資源化率90%以上、直接埋立書分量ゼロ」とする目標をクリアした。09年度のリサイクル率は99.8%を達成。 廃棄物の発生量そのものを削減するだけでなく、環境負荷の少ない生産工程の導入や、異業種他社との連携を通した廃棄物再利用などにより最終処分量の削減に努めた。 今年度からは、生産現場で発生した不用品の再利用を促進するため、“ネットシェアリングシステム”の導入など、さらなる循環型社会への貢献をめざす。 【用語の解説】 ■ネットシェアリングシステム :事務用品、什器備品などの消耗品および生産機器・分析機器を対象に不要な部門と必要な部門を、イントラネットを通して仲介するシステム。環境に対する関心を高め、廃棄物を極力出さない意識の形成を目的としている。 ■ゼロエミッション活動 :産業廃棄物と一般廃棄物の発生を削減するとともに、発生した廃棄物の再資源化を進め、埋立処分量を限りなくゼロに近づける活動のこと。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1275468922.pdf (英文) Takeda Achieves Zero Emissions at its Plants in Japan http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1275468922.pdf |