2010年06月04日
カネカ、韓国の成均館大学と新規電子材料で共同研究
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは4日、韓国の成均館(ソンギュングァン)大学(本部:ソウル特別市、SKKU)の産学協力団(注)と、今月から新規電子材料で共同研究を開始したと発表した。

SKKUの水原キャンパス(京畿道水原市)内にインキュベーションセンターを設置し、カネカから研究資金と研究者の派遣、SKKUからは施設および研究者の提供を行い共同研究を推進する。

<共同研究の概要>
(1)研究内容 :高性能ガスバリアフィルム、フレキシブル発光デバイス、新規蓄電デバイスなど
(2)場所 :成均館大学内インキュベーションセンター
(3)期間:2010(平成22)年6月1日より5年間
(4)研究人員: SKKUよりセンター長他教授5名、カネカ先端材料開発研究所より数名の予定

 また、同センター内にはオープンラボ(開放型研究施設)を合わせて設置する。新規電子材料の製品化及びデバイス化などの実験ラボとして活用し、韓国のユーザーへの当社技術サービス拠点とする方針である。

<用語の解説>
■韓国の産学協力団 :韓国政府の政策により、同国の多くの大学で設置された産学連携組織。