2010年06月11日
4月の可塑剤生産・出荷、前年比大幅増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が11日発表した4月の需給実績によると、フタル酸系、アジピン酸系とも生産、出荷は前年同月を大幅に上回った。ただ、業界筋では「回復したといっても、一昨年の水準に比べるとまだ80%程度と低い。軟質塩ビの国内需要がどこまで伸びるかが今後のカギです」と見ている。
 
■4月の可塑剤需給実績  単位:トン ( )対前年同月比%

【フタル酸系合計】
◇生産   21,108(181.4)
◇出荷   19,919(110.6)
・国内   19,226(115.0)
・輸出     693(53.7)
・在庫   17,568(69.6)

<DOP>
◇生産   11,158(149.2)
◇出荷   12,309(104.0)
・国内   11,690(110.5)
・輸出     619(49.4)
・在庫    5,250(47.9)

<DBP>
◇生産    146(149.0)
◇出荷    175(176.8)
・国内    175(172.7)
・輸出     0(-)
・在庫    99(80.5)

<DIDP>
◇生産    17(ー)
◇出荷    455(139.6)
・国内    396(121.5)
・輸出    59(ー)
・在庫   1,440(77.5)

<DINP>
◇生産    9,083(243.0)
◇出荷    6,289(121.5)
・国内    6,289(121.5)
・輸出      0(ー)
・在庫    8,944(81.6)

<その他>
◇生産    704(218.0)
◇出荷    691(120.6)
・国内    676(126.1)
・輸出     15(40.5)
・在庫   1,835(67.7)

【アジピン酸系】
◇生産   1,424(117.9)
◇出荷   1,630(117.0)
・国内   1,614(118.0)
・輸出     16(64.0)
・在庫   4,525(84.6)