2010年06月11日 |
栄研化学、「LAMP法」肺炎試薬キット承認取得、7月から発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学は11日、厚生労働省から市中肺炎の遺伝子検査法である「Loopamp マイコプラズマP検出試薬キット」および「Loopamp レジオネラ検出試薬キットC」の製造販売承認を取得したので、7月中旬をめどに新発売すると発表した。 肺炎は国内の死因順位が第4位。最近は増加傾向にあり、その約3割が重症化しやすい市中肺炎といわれている。現在主な検査法として、血清抗体価測定法や培養法が利用されているが、時間がかかる上に検出可能な菌種に限界があり、高感度・迅速な検査キットの開発が求められていた。 新発売する両試薬キットは、独自の遺伝子増幅技術「LAMP法」を利用し、迅速(増幅・検出に約60 分)に両起炎菌を検出することができる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1276247420.pdf |