2010年06月15日 |
5月のPSの生産は7カ月ぶりに前年割れ、国内出荷は前年並みに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が15日まとめた5月のPS(ポリスチレン)生産出荷実績によると、生産はプラントの定修が1社1工場(昨年は2社2工場)にもかかわらず6万828トン、前年同月比6%減で昨年11月以来7カ月ぶりに前年同月比マイナスとなった。 PSの国内出荷は電機・工業用が生活家電向けと事務機器向けの増加に支えられて同100%で前年並み、輸出が同55%増で、合計して同1%増となり、2カ月ぶりに前年比プラスとなった。 一方、スチレンモノマー(SM)の生産出荷実績は、生産が25万9290トンで同6%減と3カ月連続の前年割れとなった。これは、今年が定修年(昨年はプラントの定修がなかった)で5月に2社2系列が休止したためである。 SMの国内出荷は、ABS向けが前年割れだが合成ゴム向けなどが大きく増加したため同8%増となり、6カ月連続でプラスとなった。輸出は定修月であることを反映して同31%減と大幅に減少し、7カ月連続で国内出荷が輸出を上回った。 ニュースリリース参照 ○スチレンモノマー生産出荷実績表 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1276573166.pdf ○スチレンモノマー用途別実績表 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1276573166.pdf ○ポリスチレン生産出荷実績表 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1276573166.pdf ○ポリスチレン用途別実績表 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1276573166.pdf |