2010年06月17日
JCIIの大宮新会長「持続可能な社会実現に向けGSC活動充実」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:化学技術戦略推進機構

化学技術戦略推進機構(JCII)は16日、新旧会長(化学技術推進会議議長)会見を行った。同機構は同日の評議委員会及び理事会で守谷恒夫議長(住友ベークライト相談役)が任期満了で退任し、後任に大宮秀一・出光興産副社長を選任した。

新旧会長会見で守谷前会長は「日本の未来を切り開くために推進すべき課題である、ものづくり力の強化に焦点を絞って取り組んできた」と強調した。

大宮新会長は、「日本は資源に制約があり、化学が得意とする技術、人材を中心に前向きな発展を期したい」とした。重点課題としては、(1)持続可能な社会の実現に向けたGSC(グリーン・サスティナブルケミストリー)活動の充実(2)人材育成事業の展開を立案・推進(3)昨年度に改組した交流会・分科会活動の展開(4)JCIIの戦略推進事業を新化学発展協会と事業統合し、新たな法人を目指すための活動を進めていくーことを強調した。