2010年06月17日
5月の石化製品生産、誘導品5品目が前年比マイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石化協は17日、5月の主要製品生産実績を発表した。

エチレンプラントの定修が三菱化学・鹿島の1、2号機と京葉エチレンの計3プラント重なったこともあり、エチレン生産量は前年同月比3.6%減の56万0900トンだった。

前年の定修は2プラントだった。平均稼働率は95.7%、前年同月は92.4%だった。

誘導品は前月比ではLD、HD、SM、PVCなど17品目中11品目でプラス、PP、VCMなど6品目でマイナス。前年同月比ではHD、PP、PVC、MMAモノマーなど12品目でプラス、LD、PS、SM、EO、EGの5品目がマイナスとなった。

鹿島1号機と京葉エチレンの2プラントは、6月中旬までに定修が明ける予定だが、鹿島2号機は長期化し、5月中旬から7月中旬まで約2カ月かかる見通し。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1276750000.pdf