2010年06月17日 |
栄研化学、インフルエンザウイルス検出試薬キット承認取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学(本社:東京都台東区)は17日、昨年12月に厚生労働省に申請したLAMP 法による「新型インフルエンザウイルス検出試薬キット」が製造販売承認を取得したため、7月中旬から発売開始すると発表した。 同試薬キットは、鼻腔拭い液又は咽頭拭い液中の新型インフルエンザウイルス検出を目的とした国内初の体外診断用医薬品で、ワンステップで迅速(35分)にサンプル中の新型インフルエンザウイルス遺伝子を検出することができる。 新型インフルエンザは、最近では昨年8月に国内で流行し、11月末にピークを迎え、その後減少して、現時点では沈静化している。しかし、過去の大流行の経験から、これまで新型インフルエンザに罹らなかった人を中心に再流行する可能性が懸念されており、医療現場では迅速かつ高感度な診断法が求められていた。新しい試薬キットはこうしたニーズに応えるものだとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1276756749. |