2010年06月18日
経産省「沖縄ーハワイ・クリーンエネルギー協力」覚書に調印
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は17日に沖縄県・ハワイ州間で、クリーンエネルギー協力についての覚書に経済産業省、米国エネルギー省、沖縄県、ハワイ州の4者が署名したと発表した。署名は同日午後、経産省会議室で行われた。

昨年11月の日米首脳会談で合意した「日米クリーン・エネルギー技術協力」で、沖縄・ハワイ間でのマイクログリッド等に関する知見共有や省エネに関する協力を協議するタスクフォースの設置が合意されていた。これに基づいて、さらに詰めの議論を行い、今回の覚書調印となった。

覚書では、要旨以下の点を定めている。
(1)協力枠組みの参加者として、上記4者に加え、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等の関係団体、大学等の研究機関を加える。
(2)協力内容として、スマートグリッド・スマートシティをはじめとした再生可能エネルギー、省エネ等の分野で、離島における持続可能なクリーン・エネルギー経済への移行を促すための政策協議、ベストプラクティスの共有、共同事業の発掘・実施を目指し、「離島型モデル」として“世界に発信”する。