2010年06月18日 |
経産省「新たなエネルギー革新技術計画」策定へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省、資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁は18日、「新たなエネルギー革新技術計画」の策定に着手すると発表した。同日閣議決定した「エネルギー基本計画」と新成長戦略に基づき、経済産業大臣から検討の指示があった。 策定に当たっては「世界最先端のエネルギー技術を維持し、わが国産業の国際競争力維持・強化を図る」ことなどを目指す。 ■策定のポイントは以下の通り。 (1)太陽光発電、二酸化炭素回収・貯留(CCS)、原子力発電等の引き続き重点的に取り組むべき技術に加えて、今後世界的に大幅な普及拡大が予想される風力発電等の新たな革新技術を追加する。 (2)革新的製鉄プロセスや、次世代高効率照明の技術開発の前倒し等、新たな要素を盛り込んだロードマップを策定し、革新技術開発を加速化する。 (3)エネルギー技術の世界規模での普及を推進するため、相手国ニーズへの適合支援等、国際展開に向けた支援策についても検討していく。 今後のスケジュールとして、今年7月中に中間とりまとめを行い、年内には最終計画を策定する予定である。 |